BBSの歴史

BBS運動とは、"Big Brothers and Sisters Movement"の略称で、1904年にアメリカで始まりました。

ニューヨークの教会の会員たちに少年裁判所職員アーネスト・K・クルーターが、不良少年が増加している現状について、「施設に収容してるだけでは立ち直りは望めない。子どもや家庭だけに責任を負わせてよい問題ではない。我々自身が社会の一員として何かしよう」と、訴えていたところ、約40名の会員が奉仕を申し出ました。このときの協議で、少年の兄のようになって更生を助けていく、"ワンマン・ワンボーイ"(一人で一人の少年を)という、ビッグブラザー運動のモットーが生まれ、今日まで引き継がれています。

日本では、1974年に京都の学生を中心に発足、法務省などの協力を得て全国に広がりました。大阪では同年、豊中市内の大学生による「北摂兄姉会(ほくせつけいしかい)」を母体とした「大阪青少年愛護学生同盟」が大阪BBS連盟へと発展しました。後に、市町村単位の地区会が生まれていきました。

BBS会員は、BBS会に所属して、ともだち活動、非行防止活動や会員研修を行います。 現在、全国では約5000名の会員が活動中で地区会同士の連絡や会員・リーダー養成が行われています。

豊中BBS会員綱領

1.BBS会員は、友愛と良識をもって、
  非行少年のよいともだちとなります。

2.BBS会員は、すべての人の信頼と尊敬をうけるよう、
  自己の反省と練磨につとめます。

3.BBS会員は、明るい社会の建設に寄与します。

豊中BBS会員

24名(学生会員8名、社会人会員16名)       ※2013/4/14現在